活動報告・最新情報

ベトナム肝炎プログラムレビュー

ベトナムのハノイにおいて、WHO-CCとしてベトナム保健省とともに肝炎プログラムレビューを行い、金沢大学からは林智之医師と高田昇医師が参加しました。
ベトナムの肝炎プログラム(2021〜2024)の成果と課題を評価し、2025〜2030年に向けた改善案を検討することが主な目的です。
初日はハノイでブリーフィングを行い、その後ハノイの病院でフィールドワークを行いました。
2日目以降は高田先生はSonLaという地方まで数時間かけて車で移動し、地方の肝炎の現況を視察しました。
林医師はCDC(Centers for Disease Control and Prevention)やVNP+(Vietnam Network of People Living with HIV)の幹部との一対一でのミーティングを行い、ベトナムの肝炎対策の現況を報告しました。
これらから、ワクチン接種率向上のための研修と支援体制の強化、健康保険適用範囲の拡大による診断・治療のアクセス向上、中央でのリーダーシップ強化と地方への計画適用の調整が重要であることを確認し、ベトナムの目標達成には政策と実施体制のさらなる整備が必要であることを提言しました。
ベトナム肝炎プログラムレビュー

ベトナム肝炎プログラムレビュー

ベトナム肝炎プログラムレビュー

ベトナム肝炎プログラムレビュー