研究内容の紹介
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腎・膠原病・高血圧グループ

1)糖尿病・内分泌代謝、2)消化器、3)腎臓・膠原病・高血圧、4)循環器の4つの研究室・臨床グループが下記に示すような臨床研究および臨床に基盤をおいた基礎研究を進めており、その中で大学院生がひとつのテーマを担当し、研究指導医の教育のもと、研究をすすめています。研究室毎に週1回の検討会や抄読会を行っているほか、サブグループにわかれた研究ミーティングを頻回に実施しています。また研究室相互間での協力研究も精力的に推し進めています。

腎・膠原病・高血圧グループ

腎臓学・膠原病・高血圧ならびに血液浄化療法に関する研究を通じて患者様、社会に貢献していくという理念のもと、基礎と臨床の両面から研究を進めています。
腎臓学の研究においては、基礎・臨床研究のいずれにおいても、慢性腎臓病の腎不全への進展阻止ならびに予後改善を大きな命題に掲げて取り組んでいます。特に透析導入原疾患の第一位である糖尿病性腎症に対して、日本医療研究開発機構(AMED)の班研究をはじめ日本全国の先生と共同で基礎・臨床研究を行っています。
最近になりことに慢性腎臓病と心疾患との強い相互連関はじめ臓器間ネットワークの重要性が指摘されています。これらの観点から、腎予後のみならず生命予後の改善を目指して、炎症・免疫学的機序の解析とそれに立脚した治療戦略構築にむけた研究を主体に行っています。ことにケモカイン・サイトカインとそのシグナル伝達系および線維化に関与する骨髄由来細胞の研究を軸として、東京大学 松島教授をはじめ学内外の先生方と共同で、病態の解明とともに治療薬の開発に携わっています。
さらに眼科と共同で遺伝性疾患である腎コロボーマ症候群の原因遺伝子であるPAX-2遺伝子の異常を明らかにしています。加えて高血圧の日内血圧変動と腎障害進展機序の検討ならびに難治性ネフローゼ症候群あるいは劇症型抗リン脂質抗体症候群に対する血液浄化療法の応用とその基礎的研究を行っています。

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