研究内容の紹介
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循環器グループ

1)糖尿病・内分泌代謝、2)消化器、3)腎臓・膠原病・高血圧、4)循環器の4つの研究室・臨床グループが下記に示すような臨床研究および臨床に基盤をおいた基礎研究を進めており、その中で大学院生がひとつのテーマを担当し、研究指導医の教育のもと、研究をすすめています。研究室毎に週1回の検討会や抄読会を行っているほか、サブグループにわかれた研究ミーティングを頻回に実施しています。また研究室相互間での協力研究も精力的に推し進めています。

循環器グループ

虚血性心疾患、不整脈、心不全の3分野における研究を進めている。
マウス心筋虚血再灌流モデル、心筋梗塞モデルを確立し、虚血ストレスに対する恒常性維持のための臓器間ネットワークを解析することで、治療の標的を探索している。
不整脈領域においては心房細動の電気生理学的検討から肺静脈起源の異常興奮の特徴を明らかにしてきた。さらに心房細動の成因メカニズムの解明では、病態モデルマウスを用いて、生理学と分子生物学の融合を目指して研究を展開中である。
心不全の分野では、ヒトを対象とした筋交感神経活動の解析により、自律神経活動と各種循環器疾患との関係、および薬物、喫煙、各種生理学的負荷に対する影響を明らかとし、低心機能症例における病態把握や治療効果判定にまで応用している。また、マウス容量負荷、圧負荷モデルによる心臓リモデリングの解析を行いその病態形成に至るメカニズムを明らかにしてきている。

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